害鳥被害について

HARM

鳥害の概要

直接の害

鳥害は下表のように分類されます。
※スマートフォン、タブレットでご覧の方表部分を左右にスクロールしてご覧ください。

鳥害の種類 被害場所 鳥の種類 備考
糞 害 ・駅舎
・倉庫、工場
・オフィスビル
・マンション
・病院
・漁港、空港
・橋梁、橋脚
・ネオン・看板
・街路樹、広場
ハト
カラス
ムクドリ
ヒヨドリ
ユリカモメ
トビ
セキレイ
ハトは直径5センチの隙間があれば出入り可能です。
公 害 ・ゴミ置き場
・路上
・公園
・駅前周辺
ハト
カラス
スズメ
特にカラスの場合、行政指導や被害者側の創意と工夫が必要です。
実 害 ・農園
・果樹園
・漁港
・倉庫
・市場
ハト
カラス
ムクドリ
ウミネコ
トビ
スズメ
山形のサクランボ等高級果実防鳥ネットを使用している所もあります。
騒音害 ・街路樹
・居宅、マンション
・学校
・病院 ・その他施設
ムクドリ
スズメ
キジバト
ヒヨドリ
追い出す以外方法がありません。
繁殖期には特にひどくなります。

間接の害

糞などで引き起こされる疾病です。

オウム病
(ピジョンオーニソージズ)
本来、鳥に感染する病気ですが、人間と鳥の接触により人に感染する事があります。軽症の場合は風邪とよく似た症状で、重症になると肺炎のような症状がでます。要因は鳥の糞などに含まれるウイルスが原因とされ、ドバトにおいては30~70%がこのウイルスを持っていると言われています。
クリプトコックス病 細菌で人に感染すると、軽症の場合は皮膚炎程度、重症になると脳、脳髄、髄膜に病巣を作り死亡に至る事もあります。ドバトの排泄物の中から分離され乾燥状態の排泄物やほこりなどと共に人に吸収されて発病します。
この細菌は、乾燥に強く2年以上も菌が生存すると言われています。
ニューカッスル病 ほとんどの鳥類はこの菌を持ち、呼気沫や寄生虫の媒介によって発病します。人が感染すると急性顆粒結膜炎の症状となります。
トキソプラズマ症 妊婦がこの原虫の胎盤感染を受けると流産したり、出産しても脳障害の子となる場合が多い、怖い病気です。
ヒストプタズマ症 カビの一種で、発病すると肺結核に似た症状となります。
ドバトのフンに空気中の胞子が付着し、温度や湿度の条件がそろうと急速に増殖し人が触れた時感染します。
脳   炎 コガタアカイエ蚊の媒介で感染します。一般にコガタアカイエ蚊は人間や家畜、鳥類を吸血するため脳炎ビールスの感染をこうむります。ウイルスが体内に侵入すると内臓をおかし、さらに脳に達して脳炎症状を起こします。
アレルギー 羽毛や乾燥糞末によりアレルギーを発症する人が多々あります。
ダ   ニ トリサシダニ等、かゆみと皮膚疹を起こす場合があります。
昆 虫 類 ハトジラミ等が寄生している場合があります。

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